館長ご挨拶

公益財団法人ギャラリーエークワッドは、新体制に移行して1年半経過しました。2005年に第1回目の展覧会が開催されて以来、今日までその回数は90を超えました。メセナアワード2014ではメセナ大賞を受賞し、2016年12月には、内閣府の検査を受け、運営内容、活動の質と巾に対して高い評価をいただきました。

特に『美の壺 和モダン・暮らしと憧れ展』以降の1年半の活動を振り返ってみますと、展覧会の入場者数は増大傾向にあり、加えて展覧会に縁の深い方を招聘してのシンポジウムやワークショップに対しても、参加希望をいただく方が多く、日ごろからギャラリーの活動に対するご理解とご支援に対しまして、心から御礼を申し上げます。
より鑑賞しやすい環境づくりが我々の課題であると受け止め、努力してまいりたいと考えています。

ギャラリーは活動方針として「建築文化の発信」を基底に据え、専門的視点に留まることなく、広く一般の方々から子供たちまで、幅広い層を対象に、愉しみながら建築文化の理解を促すことを心がけています。引き続きこの方針を念頭に、創意工夫を凝らした企画を実現させていきたいと考えています。
ギャラリーの運営には豊富な経験を有した社外の有識者にも参加していただいています。この方々の助言もいただきながら、また私自身芸術的環境で育ち、長く建築設計の実務に携わった経験の中で培った価値観と眼力、人脈を生かしながら、個々の活動を統括していきたいと考えています。
ギャラリーが魅力ある活動を続けていくためには、企画テーマの設定、ものの見方の提示、そしてその先見性とオリジナリティが大きなカギになると考えています。一人でも多くの方に愉しみながら建築文化に触れる機会を提供し、これが触媒となって自分たちの身の回りの環境、建築及びこれを取り巻く文化、街並み等に関心を広げていただくことができれば、ギャラリー運営関係者の想いが未来につながることになるのではないかと思います。

座右の銘は“Noblesse Oblige”、そして「誠実に勝る知恵なし」です。公益財団法人に相応しい活動になるよう、関係者の皆様と力を合わせて誠心誠意努めて参ります。今後とも益々のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2017年10月1日
館長 白川 裕信

Greeting

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