夏の家のスケッチ
図面はピエティラの弟(建築家、レイマ・ピエティラ)が描いた。地下のサウナや、屋外のパビリオンなどのスケッチも見られる。
トーヴェ・ヤンソンとトゥーリッキ・ピエティラ
ヘルシンキから、古都の港町ポルヴォーへと出て、さらに車で1時間ほど、そこからボートに乗ってフィンランド湾の沖合に浮かぶクルーヴ島(ハル)に建てた夏の家。ヤンソンとピエティラは、夏の間1964年から1991年までこの島で暮らした。
親友のトゥーリッキ・ピエティラは、『ムーミン谷の冬』に登場するおしゃまさん(トゥーティッキ)のモデルでしっかり者で知恵深い。ヤンソンにとってはかけがえのない存在となる。
ピエティラは、彫刻師として芸術家プロフェッサーの称号を国から与えられている。