ご挨拶

理事長より

2023年3月に理事長に着任いたしました。
ギャラリー エー クワッドは、2005年に竹中工務店の東京本店の移転を機に設立し、以降建築文化そして広く社会、文化、芸術、生活などを自分たちの視点でとらえ、建築家をはじめ有識者、芸術・文化にまつわる多くの方々の支援を得て、企画展示を中心に発信する活動をしてまいりました。また、子どもたちとのワークショップや講演会を開催しており、いろいろな人が集まったり、考えたりすることで、さまざまな関わり、感じる機会を広げるお手伝いができているのではないかと思います。

グローバルにも大きく社会が変化し、地球環境や国際情勢の波が日々の生活にも影響をおよぼす今日、みなさまの心に残るものをお届けし続けていきますので、どうかお立ち寄りください。

2023年4月1日
理事長 関谷 哲也

館長より

私たちの暮らしの周りには建築空間があり、働くひと、住む人、行き交う人、また人だけでなく、生き物も植物も水も空気もつながりあう、一つの環境があります。
ギャラリーエークワッドは、社会環境の中から、建築にまつわる様々な事象と身近な暮らしを展覧会を通じて結び、知り、学び、触れて、共感する場所です。また、より良い未来のために貢献できることを、暮らしの延長線上にある建築の視点から探求し、様々なメディアを通じて紹介します。

GALLERY A4(ギャラリー エー クワッド)の4つのAは Art(アート)、Architecture(建築)、Atmosphere(環境)、そしてもう一つのAを皆さんと一緒に探したいという意味を込めて考えました。

ここに、もう一つ、ギャラリーのGにも皆が集う庭(Garden)でありたい、という願いを加えたいと思います。いつ来ても、出会いがあり、探検、冒険、発見がある場所を目指します。
企画は、多様でカラフルに…。立ち居振る舞いは、TPOに合わせて…。ジーンズとTシャツで立ち寄れる場所でもあり、時には襟を正し、背筋を伸ばし学ぶ場にもなる、そんな、みんなの庭GA4を作りたいと思っています。

今日の世界は、ネットワークが複雑に拡大し、便利さや速さを求めて振れ過ぎた振り子が、少しずつ戻り、感性や自然への畏敬の念を取り戻そうとしているように感じます。そんな今、みなさんの心に響く展覧会を工夫を凝らして用意していきたいと思っています。

ここでの出会いや発見が、みなさんのわくわくする日常に繋がりますように…。

2023年4月1日
ギャラリー エー クワッド 館長 岡部 三知代

スタッフ

石井 康友 事務局長

2016年3月より事務局長として、また、ギャラリーの展示を楽しむ一ファンとして参加しています。事業目的に謳う建築及び芸術振興に寄与するためには、公益財団法人としての基盤を強化し、サステナブルな活動を実践していくことが重要な責務と考えています。建築文化の発信を行い社会に貢献するには、自らもギャラリーのイベントや多くの文化活動に参加し、芸術文化を愉しんでいくことが肝要と思います。皆さんとイベント会場でお会いできることを楽しみにしています。宜しくお願い致します。

真鍋 頼子 事務局

エークワッドでは主に運営管理の業務を行っております。また展示設営、ワークショップの補助など幅広くサポートしております。年7回の企画、巡回展の運営は、実は体力勝負。趣味のマラソンでも心がけている “keep going forward”の精神で皆様が愉しみにしてくださる、魅力あふれる展示をこれからもお届けいたします。

徳平 京 事務局

日頃何気なく目にしている街並みも、歴史や背景を知ったり、デザインや暮らしに注目してみたり、色々な眼鏡をかけてみれば、ちょっと面白く見えてくるかもしれません。展示やイベントを通して、皆さまに建築を愉しむきっかけを届けられるよう、日々勉強していきたいと思います。

深澤 悠里亜 事務局

美術館で行っているワークショップ等の教育普及活動に携わった経験から、芸術文化を普及していくことの重要性を感じていました。一つの展示も見方を変えるだけで様々な世界が広がります。芸術をもっと身近に、子どもから大人まで幅広い年代が愉しめる展示づくりに貢献していきたいと思います。

風当 嘉津美 事務局

建築を学び、光をデザインする仕事を経て、ギャラリーに携わるようになりました。学生時代の校訓は「眼を養い手を練れ」。お越しいただく皆様の好奇心や感性に響く展示をお届けできるよう、心と体をたくさん動かしていきたいと思っています。