2006年 夏学期 『カナル ・ グランデ(大運河)―ヴェネツィア』

 
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■課題

西洋の文化圏の歴史は深い。一世を風靡した古典的な様式は過去のものとなった。多数の過去の文脈のうちの一つに過ぎない。未来について考えるには、建築言語の「文法」を知らなければならない。我々は、近過去の時代感覚によって排除されてしまった建築的諸要素をもう一度取り戻さなければならない。
至宝とも言うべき場所、ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム博物館を計画の場所として想定する。既存の台座の断片の上に建てるべき住宅建物を設計しなければならない。カナル・グランデ沿いのこのユニークな位置で、また絢爛たる建物の近くで、我々の現在の建築言語による方法論が厳格な形で提起されるだろう。

  • ■客員批評家

    ペーター・フィッシュリ(芸術家、チューリヒ)
    アドルフ・クリシャニッツ(建築家、ウィーン)
    マルクス・ペーター(建築家、チューリヒ)

  • ■アシスタント

    リン・ハメル
    シャンタル・イモーバードルフ
    ヴァレンティン・レーヴェンスベルク
    アーニャ・マイセン

 
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