ボンボニエールとは、フランス語で砂糖菓子を入れる器のことです。それが明治時代の日本に伝わり、皇室の様々な慶事の引き出物として定着しました。
鑑賞の壺
「掌の器は 想いを語る」
「掌の器に光る職人芸」
「掌の器で愉しみの時間を」
コレクターからのひとこと
中島良司さん
もともとは銀のものが中心だったんですけど、それがだんだん落ち着いてきますと、少しこう、日本の伝統工芸を使って何かしら表現できないだろうかと、銀ではできない表現が可能になったのではないかと思います。それを実現させた職人さんたちのレベルもすごいと思います。ボンボニエールの歴史そのものが日本の美の凝縮ではないかと思います。