自由学園明日館
1921(日本、東京)
フランク・ロイド・ライト(1867-1959、米国) & 遠藤新(1889-1951、日本)
建築
クリスチャンであった遠藤新を通して、当時帝国ホテル設計のため日本滞在中のフランク・ロイド・ライトに設計が依頼され、二人の共同による。高さを抑え、流動的空間を持つプレーリースタイルと大谷石を使う点に特徴がある。(村松伸)
折り紙建築
簡略化しつつも、ライト建築のプロポーションの美しさを再現しています。(木原隆明)
折り紙建築設計:茶谷正洋(2006)
折り紙建築製作:木原隆明
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
E-1. 階段状
聴竹居
1928(日本、京都)
藤井厚二(1888-1938、日本)
建築
財力と教養に恵まれた京都大学の建築環境学の教授、藤井厚二によって作られた環境共生住宅の名品。日本の気候や風土、そして、日本人の身体に合った住宅を模索した実験住宅のひとつである。(村松伸)
折り紙建築
室内の食事室にある特徴のあるデザインを切り出し表現しました。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
C. 屏風置き
土浦亀城自邸 内観
1935(日本、東京)
土浦亀城(1897-1996、日本) & 土浦信子(1900-98、日本)
建築
真っ白な箱型の外観を持つ木造モダニズム住宅。様々な空間をタテに積み重ねて作り上げたダイナミックな断面とキッチンの仕様などの繊細な計画が特徴的である。設計者の土浦夫妻はフランク・ロイド・ライトの元で3年働いている。(亀井靖子)
折り紙建築
実物はシンプルな構成ですが色々な要素が入っていますので、だれでも作れる腕試し作品にと思い作りました。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
E-4. 飛び段
前浜掩体群
1944(日本、高知)
設計者不詳
建築
太平洋戦争の際に、戦闘機の格納庫として建設された巨大なRCの壕。地元の住民や強制連行された外国人など様々な人の手によって造られた。70年以上経った今、農家の農機具庫として使われながら、記憶を継承している。(大塚光太郎)
折り紙建築
手前に迫り出して見える角錐折り技法を使い、動きを出しています。(有座まさよ)
折り紙建築設計・製作:有座まさよ(2017)
わざ
A. 90°開き
B. 斜め折り
E-2. 円弧階段
E-7. 角錐折り
広島平和記念資料館
1955(日本、広島)
丹下健三(1913-2005、日本)
建築
1945年8月に投下された原爆の爆心地近くに立つ。コンペで選ばれたこの丹下案は大きな都市スケールの記念公園に本記念資料館、公園、記念碑、原爆ドームが一直線に並ぶ。丹下は、この作品によって世界に注目された。(村松伸)
折り紙建築
外壁のスリットを実物の雰囲気を損ねず、どこまでデフォルメすることが出来るかが課題でした。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2019)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
日土小学校
1958(日本、愛媛)
松村正恒(1913-93、日本)
建築
鉄骨トラスなどを用いたハイブリット構造の木造建築。廊下と並行に昇降する緩勾配の階段や、教室と廊下との間に中庭を配した両面採光など、戦後の新たな教育に対する志を空間化している。八幡浜市役所在職中の傑作。(亀井靖子)
折り紙建築
東校舎の喜木川に張り出した校舎を表現しています。子どもたちの声が聞こえてきそうな作品になりました。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
D-8. 差し
国立西洋美術館 階段
1959(日本、東京)
ル・コルビュジエ(1887-1965、スイス/フランス)
建築
日本で20件目の世界遺産。ル・コルビュジエが1930年代に取り組んだ〈無限成長美術館〉の実現作。展示作品の増加とともに外周部へ渦巻状に無限増築する考えで、外壁開口の〈階段付テラス〉は、そのような増築を予見させる。(山名善之)
折り紙建築
アプローチの階段部分にフォーカスした作品です。建築全体の作品と合わせてご覧ください。
(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2019)
わざ
A. 180°開き
B. 斜め折り
D-5. 切り起し
東京文化会館
1961(日本、東京)
前川國男(1905-86、日本)
建築
東京・上野公園にある江戸城の築城500年記念事業として建設された音楽ホール。日本の瓦屋根のような天に反り返る大庇(ひさし)が特徴的。その様は合理主義を超えて日本の風土性を意識するに至った設計者・前川の人生を象徴している。(大塚光太郎)
折り紙建築
斜めにせり出した庇(ひさし)を固定する工夫は勿論ですが、庇上裏のデザインの表現にもこだわっています。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2019)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
D-8. 差し
東海大学湘南キャンパス1号館
1963(日本、神奈川)
山田守(1894-1966、日本)
建築
分離派建築会のメンバーであった山田は、力学を超えた美しい曲面を建築の理想とし、120度で衝突する直線を鉄道のカーブの如く緩和曲線を入れながらスムースに繋ぎ、象徴的なストリームラインの層を作り出している。(大宮司勝弘)
折り紙建築
三面折りの技法で各階の床を表現しています。その床にはクリープ防止の工夫も効果的に使っています。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2019)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
国立代々木競技場
1964(日本、東京)
丹下健三(1913-2005、日本)
建築
1964年の東京オリンピックの競泳会場として設計された。中心から両端に迫り上がる「つり屋根構造」の大空間は会場全体に高揚感と一体感を与え、観客席を東西にずらした二つ巴の平面は会場の閉鎖感を取り除くと共に人の流れを円滑にした。(亀井靖子)
折り紙建築
絡み合う階段状で折り曲面を表現しています。この階段形状は曲面を自由に表現することができます。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2019)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
E-4. 飛び段
都城市民会館
1966(日本、宮崎)
菊竹清訓(1928-2011、日本)
建築
新陳代謝を旨とするメタボリズム建築運動の旗手、菊竹が40歳で近隣の山の姿になぞらえてデザインした市民会館。内外の多くの人々に高く評価されていたが、使い勝手が悪いと2019年に解体された。(村松伸)
折り紙建築
外に飛び出た鉄骨フレームがホール屋根を吊り上げる構造を、折り紙建築でも使いました。(有座まさよ)
折り紙建築設計・製作:有座まさよ(2019)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
E-2. 円弧階段
ソニービル
1966(日本、東京)
芦原義信(1918-2003、日本)
建築
「花びら構造」と呼ばれる螺旋状のステップフロアが、銀座の街と建物上階を繋ぐ、ソニーの商品展示場。企業がこぞってショールームを設けた戦後日本の消費社会の象徴は、2017年に解体された。(林憲吾)
折り紙建築
外壁と内部のフレームを、井桁に組む手法でつくり、台紙に糸でかがって留めています。(木原隆明)
折り紙建築設計:茶谷正洋(1990)
折り紙建築製作:木原隆明
わざ
A. 180°開き
B. 斜め折り
D-4. 客紙
D-6. 井桁
ヒルサイドテラス
1969(日本、東京)
槇文彦(1928-、日本)
建築
ある原則の下に小さな建築群が連なることにより、大きな集合体としての特徴が生み出されるよう意図したもので、「群造形」と呼ばれる。これは槇が地中海の旅で出会った民家群から着想を得たものである。(大塚光太郎)
折り紙建築
坂道から見える2棟の建築を、連続する街並みとして表現しています。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
中銀カプセルタワービル
1972(日本、東京)
黒川紀章(1934-2007、日本)
建築
黒川紀章設計の現存する数少ないメタボリズム建築。1住戸を1カプセルとし、25年の周期で交換することで可変性や増築性を持つ建築を目指した。当初の設計意図に反し、カプセルは交換される事なく、解体の危機にある。(大塚光太郎)
折り紙建築
表現されている部分は全体の1/4程度ですが、この範囲で外壁は階段状になっていることに気付きました。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2019)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
C. 屏風置き
E-4. 飛び段
済州大学校本館
1970(韓国、済州)
金重業(1922-88、韓国)
建築
ル・コルビュジエの唯一の韓国人の弟子として著名な金重業の作品。コルビュジェの元を離れて1956年に帰国して以降は独自の造形を模索し、作風は揺れ動いた。多様な作風の一極点である本作品は、彼の作品集の表紙にもなった。1995年、保存運動のなか撤去された。(谷川竜一)
折り紙建築
屋根・3階外壁・キャノピーを三枚目の台紙で作りました。車寄せスロープは閉じると台紙裏にすべり込みます。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
E-6. 滑り
国立スポーツ複合施設
1964(カンボジア、プノンペン)
ヴァン・モリヴァン(1926-2017、カンボジア)
建築
「カンボジア近代建築の父」と呼ばれるモリヴァンの代表作。アンコール・ワットの原理を解釈し、大胆なコンクリート構造によって表現したスタジアムは、独立カンボジアを象徴する建築である。(岩元真明)
折り紙建築
正面の三本の階段と大きなはね出しの屋根が連動する仕組みは、全て中央の紋章部分の構成が可能にしています。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
D-8. 差し
E-4. 飛び段
シドニー・オペラハウス
1973(オーストラリア、シドニー)
ヨーン・ウツソン(1918-2008、デンマーク)
建築
デンマーク人建築家ヨーン・ウツソンが国際設計競技で勝利して設計した。世界共通の「国際様式」の流行に棹さすように、デンマークの城、マヤ・アステカ文明の神殿等のローカルなイメージがモダンデザインにまとめあげられた。(高原柚)
折り紙建築
1枚の紙だけで作ったもの。屋根の曲面は、台紙を開くと屋根の紙に曲げの力が働くような構造にしました。(木原隆明)
折り紙建築設計・製作:木原隆明(2011)
わざ
A. 180°開き
B. 斜め折り
D-5. 切り起し
ゴールデン・マイル・コンプレックス
1973(シンガポール)
タイ・ヘン・スーン(1940-、シンガポール) & ウィリアム・S・W・リム(1932-、香港) & ガン・エン・オンデザインパートナーシップ
建築
「タイプライタービル」の愛称をもつこの高層複合ビルは、ブルータリズム巨大建築の典型であり、低層部に商業機能、上層の階段状テラスの構造物には集合住宅が入っている。解体が心配されていたが保全されることになった。(ヨハネス・ウイドド)
折り紙建築
南・北立面ともに魅力的な表情を見せるこの建築を、二つの作品を背中合わせにすることにより表現しました。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
C. 背中合わせ
E-4. 飛び段
ニュー・バリス・マーケット
1967(エジプト、ハルガ)
ハッサン・ファトヒー(1900-89、エジプト)
建築
乾燥地域の伝統素材・日干しレンガと、近代的な設計思想や環境工学を融合させたハッサン・ファトヒーによる市場。工業製品を手にできない人々でも実現できる、誰も置き去りにしない近代建築を目指したアース(土の)・モダニズム。(林憲吾)
折り紙建築
連続するかまぼこ型の屋根は、開口の形で連想できると思います。変形防止の仕組みを違和感なく配置しています。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
クルパティ友好サナトリウム
1985(ウクライナ、ヤルタ)
イゴール・ヴァリキエフスキー 他
建築
チェコとソビエトの労働組合の寄宿舎として設計された。高低差56mの崖を利用して、崖上に面する最上階に到着ロビーとレストラン、海岸に面する最低階に海辺への出口、その間に客室が配された。冷暖房と温水の供給には海洋エネルギーを用いる。(ドミトリー・クズネツォフ)
折り紙建築
二倍の面積に拡張した用紙を使い立体を作り出しました。三本の塔が全てのパーツを貫き開閉の要になっています。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
E-4. 飛び段
サヴォワ邸
1931(フランス、ポワシー)
ル・コルビュジエ(1887-1965、 スイス/フランス)
建築
近代建築の5原則「ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面」を兼ね備えたコルビュジエの代表作。スロープや屋上庭園といった建築的散策路が柱とスラブで構成された均質的な空間に変化と豊かさを与えている。(亀井靖子)
折り紙建築
ピロティの柱が独立して上階を支えて見えるよう、全体を持ち上げた、原始的なモデルを心がけました。(茶谷亜矢)
折り紙建築設計:茶谷亜矢(2019)
折り紙建築製作:有座まさよ
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-1. 畳込み
オタニエミ礼拝堂
1957(フィンランド、エスポー)
ヘイッキ・シレン(1918-2013、フィンランド) & カイヤ・シレン(1920-2001、フィンランド)
建築
このチャペルは、巨匠アルヴァ・アアルト(1898-1976)設計のアアルト大学キャンパス内に建つ。アアルトの弟子夫妻によって造られ、赤レンガ、木造架構、傾斜屋根、豊かな光というフィンランドのモダンムーブメントの特徴を有している。(村松伸)
折り紙建築
この建物のエッセンスである大きな傾斜屋根、横長の大窓、屋外の十字架をシンプルに表現しています。(木原隆明)
折り紙建築設計:茶谷正洋(1990)
折り紙建築製作:木原隆明
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-8. 差し
セントラル・ベヒーア
1974(オランダ、アーペルドールン)
ヘルマン・ヘルツベルハー(1932-、オランダ)
建築
9mと3mの平方グリッドのユニットを組み合わせた初期オランダ構造主義の建築。ユニット間では建築内部でありながら、仕上げのないコンクリートブロックを用いる事で街路のような空間設計が意図された。(大塚光太郎)
折り紙建築
全体の大きさを表わすため、背面を突き抜けて屋根を拡げています。屋根からの採光の様子も表現されています。(木原隆明)
折り紙建築設計:茶谷正洋(1990)
折り紙建築製作:木原隆明
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
ポンピドゥー・センター
1977(フランス、パリ)
レンゾ・ピアノ(1937-、イタリア) & リチャード・ロジャース(1933-、イタリア)
建築
パリの街並みに、建築の生命維持装置を大胆に露出させた近現代芸術の複合施設。空調ダクトや水道管、エスカレーターなどを外周に巡らせ、内部を設備から解放した。物議を醸した建築も、いまではすっかり市民に愛されている。(林憲吾)
折り紙建築
設備やエスカレーターが建物の外に現れている様子を象徴的に表わし、前面の低い敷地も表現されています。(木原隆明)
折り紙建築設計:茶谷正洋(1990)
折り紙建築製作:木原隆明
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
E-5. 凹
リオラ教区教会
1978(イタリア、リオラ)
アルヴァ・アアルト(1898-1976、フィンランド)
建築
反射光の巧みな操作を得意とするアルヴァ・アアルトが、本拠地フィンランドよりも日射しの強いイタリアに作った教会。北側採光による淡い光が白い曲面で受け止められ、会堂全体をやわらかく照らしている。最晩年の設計。(高原柚)
折り紙建築
舞台装置を作る様な感覚で、教会堂の左右非対称で奥行のある空間を背面から鑑賞する方法で作りました。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2020)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
C. 背面鑑賞
ファンズワース邸
1951(米国、プレイノ)
ミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969、ドイツ/米国)
建築
トイレやバスなどをひとつにまとめ、建物の中心に置き、自由に使える「ユニバーサル空間」を具現化し、建築界では本人ともに神格化される。が、実際は夏暑く、雨漏りし、灯油式暖炉で窓ガラスは煤だらけ、そして、度々の洪水には床上浸水だった。(村松伸)
折り紙建築
たぶん柱を省略しても分かってもらえるのではないかと思い、床版と屋根だけで表現しました。(五十嵐暁浩)
折り紙建築設計・製作:五十嵐暁浩(2015)
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
D-3. 三面(四面)折り
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
1959(米国、ニューヨーク)
フランク・ロイド・ライト(1867-1959、米国)
建築
マンハッタンに面して建つこの異形の美術館は、2019年、世界遺産に認定された。ライトは、古代メソポタミアのジグラット、あるいはバベルの塔に想をえて、それを逆転することで近代性を付与した。(村松伸)
折り紙建築
上に行くほど大きくなる螺旋状の建物を、階段状の水平部分を上に行くほど大きく延ばして表現しています。(木原隆明)
折り紙建築設計:茶谷正洋(1991)
折り紙建築製作:木原隆明
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り
アルボラーダ宮殿
1958(ブラジル、ブラジリア)
オスカー・ニーマイヤー(1907-2012、ブラジル)
建築
ブラジルの新首都ブラジリアの端、人造湖に突き出た三角形の土地に位置する大統領官邸。ブラジリアの主任建築家オスカー・ニーマイヤーによって設計された。建物正面の水盤にその姿を映しながら並び立つ波状の列柱が特徴的。(高原柚)
折り紙建築
単純な構造に見えますが、単調にならないように、屋根の奥側の縁を背面から離しています。(木原隆明)
折り紙建築設計:茶谷正洋(2019)
折り紙建築製作:木原隆明
わざ
A. 90°開き
B. 平行折り