写真:奈良県文化財保存事務所

唐招提寺金堂
国宝、781年頃建立

奈良時代の金堂として唯一現存する建物です。江戸時代(元禄)には屋根を高くし桔木(はねぎ)を入れる大改造を受け、明治時代には西洋式トラスを導入するなどの修理を受けていますが、全体的に創建当時の構成材をよく残しています。1998年からの大修理では、内倒れを防ぐため全解体を行い、新たな補強を実施しました。